大阪府島本町に於いて、2017年から社会福祉協議会主催の地域座談会(第二地域から)にて困りごとの洗い出しを始める。
数回の座談会後、2020年1月に、第1回「男性向け活動プロジェクト」会議を開催。
一般的に男性は定年退職後も再雇用などで仕事を持っている人もいる反面、同時に責任ある地位から遠ざかることもあり、生きがいが薄れがちになりやすい。すると退職後は自宅にこもってしまう恐れが高くなり、不安と無力感で自閉的になるのは想像できる。
何か目標や目的がないとなかなか動けないところがある。しかし誰かの助けや背中を押してくれる人がいると家の外に出ることが可能になる。
仕事に生きがいを持っていた男性は、現役中には地域のことを考えたり関わりあう時間が持てず過ごしているのではないか。そんな人が地域へ戻り、能力を発揮できれば地域力も高まり、つながりや支え合いの立役者となり、本人の健康増進とともに介護予防にも繋がると考えられる。
以上の理由から、これからの男性高齢者の介護予防・生きがい・支え合い体制づくりを目的として活動していきます。